昔の楽しかった思い出を思い出すと、突然悲しい気持ちや後悔の気持ちが湧いてきます。ひとりで泣いてしまうこともあり、辛いです。この感情とどう折り合いをつければいいでしょうか?
男性(36歳)
笑顔を作ってください。
記憶は感情を呼び覚まし、感情は表情という肉体的な反応を生み出します。この連想ネットワークの関係は双方向に作用します。表情という肉体的な反応が、元になった感情に影響を与え、その感情を一層強め、それがまた表情として現れるという自己増殖パターンを生み出します。
感情はほぼ自動的に起こるのでコントロールできませんが、表情は意識してコントロールすることができます。つまり、悲しい気持ちが湧き上がった瞬間に無理やり笑顔を作るのです。すると、その笑顔という反応と感情を一致させようとします。これを「認知的不協和」と呼びます。人は自分の行動と考えが矛盾すると不快に感じ、その矛盾を解消しようとするのです。その結果、昔の楽しかった思い出に対する悲しみの感情が、「今は終わったけれど、あの時の自分は確かに幸せだった」というポジティブな感情として処理されるのです。
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