職場のパートさんから「ある社員を異動させてほしい」というクレームを毎日のように言われます。でもその社員がいなくなると現場が回らなくなるので困ります。どう対応すればいいですか?
自分はどうしたいかを聞いてください。
つまり「どうしてほしいか」ではなく「自分はどうしたいか」を語らせるのです。そうすると、「異動させてほしい」ではなく「異動させたい」という、自分の責任が伴う文脈に変わります。他責志向の発言が出たときには、その希望を叶えるために自分はどうしたいのかを必ず言葉にさせてください。
それを繰り返すことで、「自分の発言には大きな責任が伴い、発言するたびに自分の抱える仕事や負担も増える」という感覚が理解できるようになります。その結果、軽率な発言が自然と減っていきます。