メンタル

#561:苦しくも充実した大学生活と対極の、ほのぼのとした毎日が幸せに感じます。価値観の変化をどう受け止めればいいでしょうか?

大学でデザインを4年間学び、もうすぐ卒業です。本気で命をかけて制作した4年間で、苦しくても充実していました。しかし同時に、多忙でアップダウンの激しい仕事と対極なほのぼのマイペースな生活こそとても幸せだとも感じられるようになりました。これまで能力があることだけが私の幸せの定義だったので、自分の価値観の変化の受け止め方がわからないです。これはただのない物ねだりなのでしょうか?

女性(23歳)

「幸せの分散投資」だと思えば良いです。

ほのぼのとした幸せがとても大切だと気づけたのは、多忙でアップダウンの激しい日々を経験したからです。休みの日が楽しみなのは、仕事があるからこそです。その価値は、仕事がない人にはなかなか実感できません。これは価値観が変わったのではなく、幸せの感じ方が一つ増えたと考えると良いのです。

幸せを一つの価値観だけに頼ると、それが崩れたときに幸せを失ってしまいます。しかし、別の形の幸せを持っていれば、そこを拠り所にすることができます。いわば「幸せの分散投資」のようなものです。一つの価値観だけで幸せを感じていた過去から、別の視点で幸せを感じられるようになった自分を見つけたことは、これからの人生で大きな幸せをもたらしてくれるはずです。

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